横川 美香さん(フルーツジャムパレット)

果物が持つきれいな「色」をそのままジャムに

2020.08.28

 2013年にフルーツジャムパレットをオープンした店主の横川さん。地元・浜田市の新鮮な果実を中心に、四季を感じる無添加ジャムを販売しています。今回はかわいくておしゃれな店内からインタビューの様子をお届けします。

 


 

お家のジャムを形にしたい

―ジャムのお店を開こうと思ったきっかけを教えてください。

(横川さん)私はもともと学校給食などを作る調理師として働いていたこともあり、何か「食」に関するお店がしたいと考えていました。幼少期に姉が家でジャムを作ってくれていたこともあり、ジャムというのは家で作るものという感覚がありました。私もジャム作りが得意だったので、これを商品として形にしたいと思うようになりました。

 また、生湯農園の小笹さんとの出会いも大きかったです。最初の出会いは居酒屋でしたが、ジャム作りに興味を持ってくれて、食べてもらったら「お店に出してみたら?」と言ってくれて、「あ!私のジャムよそに出していいんだ!」と嬉しくなりました。そこから市内の生産者や販路を紹介してもらったりして、イベント出店や移動販売から始め、2013年に店舗を構えることができました。⇒店舗情報(外部サイトにリンクします)

 

 

 

果物が持つきれいな「色」をそのままジャムに

―カラフルでたくさんのジャムが並んでいますが、横川さんのジャムのこだわりを教えてください。

(横川さん)できるだけ地元産のものを使うことです。これまで気づかなかったのですが、浜田では色んな果物が作られていて、新しいものを見ると何でもジャムにしてみたいと思ってしまいます。収穫された果物をその時期にジャムにするので、四季を感じながら色んなジャムを楽しむことができます。さらに私は「色」にこだわっています。できるだけ果物が持っている鮮やかな色のままジャムにすることを心がけています。そうして行き着いたところがシンプルに砂糖だけで煮込む無添加ジャムでした。

 

 

 

人の交流ができるお店を続けていきたい

―横川さんの今後の目標があったら教えていただけますか?

(横川さん)人の出入りがなくならないようなお店を続けていきたいです。店頭ではジャムや酢漬けのほか、他店の商品(お菓子やパンなど)も置いています。こうした販売に加えて、ジャム作りの教室やイベントも開催しています。教室では、会話の中で新商品のアイデアが生まれたり、参加者どうしの出会いがあったり、楽しいことがたくさんあります。お客様が色んなものを求めて来てくれ、人との交流ができるお店を目指しています。

 

 

 

お気に入りがあると食事が楽しい

―横川さんが大切にしている言葉を教えてください。

(横川さん)「お気に入りがあると食事が楽しい」という言葉です。ちょっとしたきっかけで日常は楽しくなると思います。これを食べよう!あれが食べたい!って考えてたら食事が楽しみになって、そしたら日常すら楽しくなってきますよね。私もそんな商品を作って皆さんの食卓に彩を添えたいです。

 浜田もだんだん元気がなくなってきている気がします。若者が減るのはしょうがないから、大人やお年寄が楽しく暮らせるまちになればいいのかなと思います。日常が楽しいって思えたら生きるエネルギーになりますよ、きっと(^^)

 

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