甘くて美味しいキャベツや白ネギを作っておられる大野農園にお邪魔しました。
大野さんの野菜に対するこだわりや農業に対する想いとは・・・?
-大野農園ではどんな野菜を作っておられるのですか?
(大野さん)今の時期だと、白ネギ、里芋、高菜などを出荷しています。畑にはキャベツ(錦恋、味春)やジャガイモ(インカのめざめ)、ニンニクなどを植えています。
妻とパートさんに手伝ってもらっていますが、毎日忙しいです。※3月上旬に取材
-大野さんが作る野菜の特徴を教えてください。
(大野さん)それは、絶対に「美味しい」ということです。安全な有機野菜という売り出し方もあるとは思いますが、今の時代それは当たり前ですよね。お客さんに付いてもらうには、やっぱり味が美味しいことが一番じゃないでしょうか。
そして、美味しい野菜を作るためには、安定した土づくりが重要になってきます。だから、肥料の配合は企業秘密ですよ(笑)
-大野農園の野菜はどこで買えますか?
(大野さん)地元のスーパーや農協に卸しています。キヌヤさんでは農家から直接野菜を持ち込んで販売してもらえるので、他農家との競争もあって張り合いがあります。値段も自分で決められますし、毎晩その日の売り上げがメールで届くので、それを基にどの野菜をどれくらい作って、どれだけ捌くか、みたいな作戦を立てるのです。
それから、最近、軒先で無人販売を始めました。商品にならない規格外の野菜を100円で置いているのですが、これが意外となくなるので驚いています。味は美味しいですからね。地元の人に食べてもらってファンが増えたら嬉しいです。
-大野さんの農業に対する思いをお聞かせください。
(大野さん)農業を次世代に繋いでいきたいです。今、私が耕しているこの辺も、耕作放棄地が増えてはいけないと思い、所有者から管理を引き受けたり、譲り受けたりした土地があります。
私の目標は、この先5年のうちに「稼げる農業」のノウハウを形にすることです。農業を本格的に始めて20年経ち、効率の良い輪作の順番や、作付け品種などが分かってきました。こうすれば「食べていけるんだ」ということを示すことができれば、農業に興味を持ってくれる人が現れるのではないかと期待をしています。
-応援団員に手伝って欲しいことはありますか?
(大野さん)これを見れば「大野さんちの野菜だ!」と認知してもらえるような、野菜に貼るオリジナルステッカーを作りたいです。ただ、パソコンがあまり得意ではないので、デザインをしていただける方を募集しています。「幸せを運ぶ」という花言葉がある四つ葉のクローバーやハートがデザインされるといいなぁと考えています。協力よろしくお願いします。
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