浜田のお魚を使ったオンライン料理教室を開催しました 第5弾イサキ編

浜田のお魚を使ったオンライン料理教室を開催しました 第5弾イサキ編

2021.07.05

 神奈川県にある「オーガニック料理教室・ワクワクワーク」の応援活動第5弾です。

 今回は、浜田応援団員の渡部さやかさんが講師をしているオーガニック料理教室・ワクワクワークの企画で、浜田で獲れたイサキを使ったオンライン料理教室【産地直送!おさかなレッスンオンライン】を開催しました。

 ゲスト講師に、浜田漁港で活躍する水産加工会社「株式会社シーライフ」の河上清貴さんと鮮魚店「有限会社やなぎ水産」の専務:柳雄一郎さん、若きエース:瀧田健志朗さんを招き、イサキの捌(さば)き方やおいしい食べ方について丁寧に教えてくれました。

 参加された生徒さんのご自宅には、新鮮なイサキとともに、旬を迎えた山陰浜田のブランド魚であるどんちっちアジが前日に送られました。

 講師の方々と一緒に賑やかな雰囲気で、イサキの捌き方や「イサキの刺身づくり」の調理方法について学びました。

 


 

「産地直送!おさかなレッスン・オンライン」

‐今回のレッスンにはどんな方が参加されたのでしょうか。

(渡部さん)3月からの3ヶ月連続で受講されている方を含め、リピーターの方が多かったです。今回初参加の方もいらっしゃいました。首都圏だけでなく、東北や四国など、全国各地から集まってくださり、夫婦やお子さまと参加する方もいらっしゃいます。

 オンラインだからこそ実現できる講座だと思っています。

(写真:浜田応援団の渡部さやかさん)

 

 

 

‐届いた食材について教えてください。

(渡部さん)「お刺身にするなら、この時期はイサキがおすすめ!」ということで、イサキを2尾送っていただきました。

 いつもはシーライフさんの缶詰や干物などの加工品を入れていただいているのですが、今回はシーズンものである「どんちっちアジ」(鮮魚)を同梱していただきました。「せっかくなので、限られた時期にしか獲れない浜田のブランド魚を食べてほしい」という河上さんのお気遣いがとても嬉しかったです。

 どんちっちアジを食べた生徒さんからは「甘くてすごいうま味!」「アジの大トロ!」などというご感想もありました。

(写真:イサキとどんちっちアジ)

 

 

 

 

にぎやかなオンライン料理教室

‐今回は久しぶりのお刺身に挑戦されましたね。確か昨年9月の講座でノドグロとアジのお刺身企画をされていましたが、今回の企画で工夫されたことはありますか。

(渡部さん)はい、「基本の3枚おろし」と「刺身づくり」は昨年の9月にこのコラボ講座を初開催して以来になります。

 おかげさまで、全国各地から新規でご参加いただく方も増えてきましたので、基本に立ち返る意味も込めて今回のレッスン内容を企画しました。

 工夫したことは、同じ魚の刺身で皮をはがす「皮引き」というテクニックを取り入れたり、逆に皮もおいしく食べる「湯引き」に挑戦したことです。

 炙りもおいしいと伺っていたのですが、バーナーをお持ちの方も少ないでしょうし、このレッスンは「特別な道具は揃える必要はなく、家にあるもので捌く」という裏テーマのようなものもあります。なるべく魚捌きのハードルを上げないように、常に心がけています。

   

 

 

 

‐お魚の皮引きはなかなか難しいですよね。瀧田さんからはどのようなアドバイスがありましたか。

(渡部さん)私も、自分自身の実体験から皮引きはちょっと難易度が高いかな・・・?と心配していました。

 瀧田さんからは、皮を引っ張りながらはがすことや、包丁の刃を寝かせて固定するようにアドバイスをいただきました。見事なご指導のおかげで、初挑戦の方でも銀皮が残るうつくしい仕上がりになっていて、感動しました!

 

 

 

‐刺身に添えるきゅうりの飾り切りはどのように調理するのですか。ポイントがあれば是非教えてください。

(渡部さん)瀧田さんからは2パターンの飾り切りをご紹介いただきました。一つは松のような形で、細かな切込みを入れたのちに、左右に薄く刃を滑らせながら松葉を作っていきます。ポイントは切り込みの深さでしょうか。切り落とさないように注意が必要です。

 もう一つはわさびも入れられるような四角いカップ型。こちらは特に難しいコツもなく、ササっと手軽にできるものなので、個人的にも刺身を盛り付ける際にはぜひ取り入れていきたいと思います。 

 

 

 

‐今回参加された方からどのような感想をいただきましたか。

(渡部さん)「教え方が上手なので、きれいにさばけました。」

 「たのしい雰囲気と勢いのおかげで、気がついたらうまくさばけていました!」

 「むずかしいと思っていた皮引きも成功して、刺身づくりに自信がつきました。」

 など、今回も「開催してよかったな」と思えるようなご感想をたくさんいただきました。

 

 

 

連続講座を終えて

‐今回は、3月から5月までの毎月の連続講座の最終コマでしたね。これまでのご感想をお聞かせください。

(渡部さん)3月はイカ、4月はカレイ、5月はイサキといったラインナップで、それぞれ異なる捌き方と調理法を学ぶことができました。連続で受講してくださった方にも、単発でご参加いただいた方にも、ご満足いただけたのではないかと思います。

 連続して参加してくださっている方のおさかな捌きのスキルは相当レベルアップしていますし、なにより「浜田のお魚はおいしい!」と言ってくださる方は確実に増えています。

 月に一度のレッスンと、その後のおさかな定期便が来るタイミングで、SNSが浜田のお魚の投稿でにぎわうのも定着してきました。

 ご参加いただいた方々の暮らしの中に浜田のお魚が浸透してきているようで、とてもうれしく思っています。

 

 

 

‐はまだのお魚のファンだけでなく、浜田漁港の河上さん、柳さん、瀧田さんのファンも増えている気がします☆次回に向けてどのような企画にチャレンジしてみたいですか。

(渡部さん)浜田漁港で活躍する元気な皆さんとのコミュニケーションを楽しみにしていらっしゃる方はとても多いです!

 今回講師をしてくださった瀧田さん教え方は丁寧で定評がありますし、威勢があってユニークな柳専務は、子供向けのレッスンをやっていただけたら盛り上がるだろうなと…密かに思っています。いつも実習中はカメラマンに徹してくださっている河上さんには、日本の水産業の抱える問題や、思い描いている浜田の未来、それに向けて取り組んでいることなど、Uターンで地元に戻られた方ならではのお話を、ゆっくりうかがえる機会があればいいなと考えています。

   

(写真:左から柳さん、河上さん、瀧田さん、個性あふれる講師の方々です)

 

 

 

‐このほかワクワクワークの現在募集中の料理講座をご紹介ください。

(渡部さん)ワクワクワークでは1dayオンラインイベントや、オンラインでの料理教室の他、通学クラス、通信クラスなどさまざまな講座を開催しています。

 まずは教室の雰囲気を味わっていただくためにおすすめしたいのが、無料で参加できる「おにぎりキャラバンオンライン」というワークショップです。

 全国各地からオンラインで集まって、一緒におにぎりをつくるイベントなのですが、先日、このおにぎりキャラバンの活動が農林水産省・消費者庁・環境省連携「あふの環プロジェクト」主催の「サステナアワード2020伝えたい日本の”サステナブル”」にて、AgVentureLab賞を受賞しました。農林水産省令和2年度食育白書にも掲載されている熱い活動です!

受賞の様子は こちら から見ることができます

 

 

(渡部さん)夏休みにはお子さまにもたのしんでいただける講座も開催します。

 ワクワクワークはこの夏に神奈川県・鎌倉に本校が移転するのですが、移転先の鎌倉本校にて「夏休み!キッズクッキングイベント」が7月22日に開催されます。卵乳製品を使用せず、有機野菜をはじめとした、厳選素材を使います。

 また、オンラインでは、夏休みの自由研究にもなる『オンライン子ども発酵マニア講座』夏休み特別編♪が7月26日に開催されます。甘酒づくりに挑戦したり、専門家から麹のはたらきについて学んだり、充実の内容です。私渡部も担当講師を務めますので、ぜひチェックしてみてください。

 その他、現在募集中の講座は こちら からご覧いただけます。

 

皆さまのご参加をお待ちしております!

 

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