石見神楽ツアーレポート
令和3年11月、浜田応援団の和川さんが浜田市に訪れ、石見神楽のスポットを巡るツアーを企画・敢行されました。これまでにも和川さんは、関東圏で開催されたこだわりや×島根フェアに駆けつけ、また、今年7月に開催された石見神楽東京社中10周年記念公演においてもレポートをいただくなど浜田応援団の応援活動をされてきました。
このたび浜田を巡る石見神楽レポートに協力いただきましたので最後までどうぞご覧ください。
和川さんの応援活動はこちら
-ようこそ浜田にお越しくださいました。和川さんにとって初めての浜田旅行となりましたね。
（和川さん）これまでコロナ禍でなかなか浜田に行けないもどかしさを抱えながらも、いつか浜田に行って生の石見神楽を観たいと夢見てきました。このたび緊急事態宣言も解除されたことで、念願の浜田へ行けることとなり、2日間の日程の中でできるだけ石見神楽にまつわるスポットに行けるよう、事前にピックアップしておきました。計画段階からずっとワクワクしていました。
-2日間巡られた場所について感想も添えて是非ご紹介ください。
（和川さん）まず初日は、東京から飛行機で早朝に出発し、萩・石見空港に到着しました。萩・石見空港ではしまねっこがお出迎えしてくれました♪須佐之男命（スサノオノミコト）と大蛇のお出迎えにも感動しました。
ここから私の石見神楽ツアーがスタートすると決意し、早速、萩・石見空港から乗合いタクシーを使って浜田駅に向かいました。
（和川さん）浜田駅に到着して、駅前ロータリーにある神楽時計にくぎ付けになりました。思っていたより長時間大蛇が見られて嬉しかったです。記念写真もパチリ📷
（和川さん）昼食を終えてからはアクアスに向かいました。白イルカショーのバブルリングに予想以上に感動しました☆また、団体旅行中の学生さんの会話の「○○けぇ」という語尾にうっとりしました♪
この日はアクアス隣のはっしー広場では石見神楽イベントはありませんでしたが、舞台を横目で眺めていつか石見神楽を見に来たいなと思いました。
（和川さん）その後、再び浜田駅に戻り、浜田市観光協会のレンタサイクルで「はまちゃり」を借りてゆうひパーク浜田へ向かいました。電動自転車なのでとてもラクラクでした🚲🚲残念ながら曇り空で夕日は見られませんでした……が、マリン大橋やクボタ牛乳さんはしっかり見えましたよ♪
ゆうひ公園には石見神楽の自販機も発見！！お土産としてバトルカードが入ったお茶を購入しようと思ったのですが、明日購入しようと思いここでは購入しませんでした……（これが、後から後悔することになるとは……）
ゆうひパークのお土産屋さんでは、三隅羊羹のヨシタケコーヒー牛乳羹と石州和紙の吉田くんしおり、また、浜田応援団でも紹介されていますフルーツジャムパレットさんのジャムも購入しました☆
（和川さん）この日の夜は美又温泉に宿泊しました。女性風呂に「いなだ姫」と書かれてあったのでここでも写真をパチリ📷カメラは手離せませんね（笑）
翌日早朝には、美又薬師神社・水神さん・金山彦神社を散策しました。美又温泉には屋外の足湯もあったのですが、温度が熱すぎて途中でリタイアしてしまいました。
（和川さん）美又温泉を跡にして、この日はお目当ての石見神楽佐野神楽社中が上演される浜田漁港に向かいました。年に1度の『浜田ＢＢ大鍋フェスティバル』の会場でもあったのですが、残念ながら、コロナ感染症対策の観点から大鍋はありませんでした。でも会場には、子供から大人まで多くの来場客で賑わっていましたよ。
神楽上演までは少し時間があったので、ここで石見神楽の自販機を発見。購入しようとしたところ、何とバトルカード入りのお茶が販売されていない事が判明しました！！ショック！！
でもがっかりしていたその時、偶然にも声をかけていただいた方が、佐野神楽社中の上岡さんであることが分かりびっくりしました！また、その後にも久保田市長にご挨拶する機会があり、浜田応援団の名刺交換もしました☆いいこともありましたね。
（和川さん）ブースも回り、水出しのヨシタケコーヒーを堪能することができました。プチマタンの屋台ではえびす様のあんぱんを購入しました。
お昼には、はまだお魚市場2階にある「めし処ぐっさん」で海鮮丼を注文。ごはんよりお魚の方が量が多いんじゃないかというくらい盛り盛りでした♪
（和川さん）神楽上演の時間になり、ついに念願の浜田での初石見神楽鑑賞に大興奮でした！！今回の演目は八幡・武ノ内・有明・鍾馗・大蛇です。
-八幡の感想を教えてください。
（和川さん）神楽鑑賞歴３年足らずで誰かに教えていただいたこともない私の個人的な感想で、間違ったことを言っていたら申し訳ないのですが、「八幡」は八幡麻呂という神様が異国から来た第六天魔王が人々を殺害していると聞き魔王を退治する演目です。各社中さんの鬼着のデザインを見比べるのも楽しいです。鬼棒を支えに片足で立つポーズが大好きでやってみたいと思いながら見ています。
-武ノ内の見どころを教えてください。
（和川さん）「武の内」は神功皇后が外征の際に干珠・満珠を住吉の神から授かり賊を降参させる演目で東京ではまず見られない演目です。代表が説明されていましたが、鬼を退治するのではなく降参させる展開が珍しいです。肩切りによる衣装の早替えなども見どころですね。
-有明という演目があることを初めて知りました。どういった演目ですか？
（和川さん）「有明」は佐賀鍋島藩の化け猫騒動をモチーフにした佐野神楽社中さんの創作演目です。面の早替えはいつ替わったのか何度見ても分からないです。そして化け猫は本物の猫を彷彿させる身のこなしにバク転・開脚などのアクロバティックな要素が加わり大迫力です。
（和川さん）この有明の演目の途中で帰りの時間になったため、残念ながら鍾馗と大蛇は見ることができませんでしたが、最高の浜田ツアーになりました。
今回急に大鍋フェスティバルでの公演が決まったようですが、それでもこのクオリティの演目を見せていただけるのは普段からの鍛錬の賜物ですね。佐野神楽社中さんの上演はYouTubeでも配信しているので気になる方はチェックしてみてください。
YouTubeチャンネルは こちら
-和川さんは今後どんな応援活動をしたいですか？
（和川さん）石見神楽社中さんのお手伝いをしてみたいです。石見神楽社中さんにつないでいただき、イベントの会場準備のお手伝いや、パンフレットの配布のお手伝いなど何でもいいのでご連絡いただきたいです♪
このほか今回の浜田ツアーについては、『リメンバーしまね』というサイトでも、紹介しています。浜田の魅力などを情報発信していますので是非ご覧ください☆
『リメンバーしまね』のサイトは こちら
（和川さんありがとうございます。次回もお待ちしています♪）
和川さん、12月上旬に浜田に来訪。
前回購入できなかった念願のバトルカードをゲット！！
和川さん自身が温泉津の工房で作った神楽面を被って記念写真📷
せっかく浜田に来られたので和川さんを市内にご案内。この日は、市内のお寺でマルシェが開催していましたので、一緒にブースを回ってみました。多くのお客さんで賑わっていましたね～
マルシェに出店していた浜田応援団で紹介している浅見さんにも出会えました♪
浅見さんの紹介は こちら
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浜田に住んでいるわけじゃないけれど自分の知識、スキル、経験を活かして夢や使命を持ってがんばっている地域の人たちに「てごをする。」そんな“人とのつながり”って素敵だと思いませんか︖